冷え性対策で体を温めるコツ

寒い季節になると、「手足が冷えて眠れない」「体が冷えて朝がつらい」といった冷え性に悩む人が増えてきます。

特に女性に多いとされる冷え性ですが、最近では男性や若い人の間でも増えているようです

。この冷え性、実はそのままにしておくと血行不良や代謝の低下、さらには免疫力の低下を招く可能性があるんです。

そこで今回は、体を温めて冷え性を改善するための方法をいくつかお伝えします。

冷え性の原因って？

まずは、なぜ冷え性になってしまうのかを考えてみましょう。

主な原因としてはこんなことが挙げられます：

• 血流が悪い
  長時間の座り仕事や運動不足で血の巡りが悪くなると、冷えやすくなります。
• 筋肉量が少ない
  筋肉は熱を作る役割を持っています。そのため、筋肉量が少ないと熱が作り出されにくく、冷えを感じやすくなります。
• 自律神経の乱れ
  ストレスや睡眠不足、不規則な生活などで自律神経が乱れると、体温調節がうまくいかなくなることがあります。

これらの原因にアプローチすることが、冷え性改善のカギとなります。

食事で体を温める

冷え性対策には、食事が重要です。

体を内側から温めてくれる食べ物や飲み物を取り入れるのがおすすめです。

温かい飲み物を積極的に

• 生姜湯
  生姜には血行を促進する作用があり、冷えた体を芯から温めてくれます。
• 白湯
  朝起きたらまずは白湯を飲む習慣をつけましょう。胃腸が温まり、体全体がポカポカしてきます。

温め効果のある食材

• 根菜類
  大根やニンジン、ゴボウなど、地中で育つ野菜は体を温める力が強いと言われています。
• 香辛料
  カレーやスープに少し唐辛子や山椒を加えるだけで、体がポカポカしてきます。
• タンパク質
  鶏肉や魚、大豆製品などをしっかり摂ることで、体の中で熱を生み出しやすくなります。

日常生活での冷え対策

食事だけでなく、日常のちょっとした工夫でも体を温めることができます。

衣服で温かさをキープ

• 首、手首、足首を冷やさない
  首、手首、足首など「首」のつく部分を温めると、全身の血流が良くなります。マフラーや手袋、厚手の靴下を活用しましょう。
• インナーを重ね着
  ヒートテックなどの機能性インナーを上手に使って、体の熱を逃がさないように工夫しましょう。

軽い運動で血流を促進

• ストレッチや体操
  朝起きたときや寝る前に軽く体を伸ばすだけで、血流が改善されます。
• 散歩
  外を歩くことで体が温まるだけでなく、気分転換にもなります。15～20分程度の軽いウォーキングがおすすめです。

お風呂で温まる

• ぬるめのお湯でゆっくり浸かる
  38～40℃くらいのぬるめのお湯で10～20分ほど入浴するのが理想です。バスソルトやアロマオイルを加えるとさらにリラックス効果が得られます。

整骨院でできる冷え性ケア

冷え性がひどい場合やセルフケアに限界を感じる場合、整骨院でのケアも有効です。

• 血流を良くする施術
  筋肉の緊張を和らげることで血行が促進され、冷えにくい体を作るお手伝いができます。
• 骨盤矯正
  骨盤が歪んでいると内臓の働きが低下し、冷え性の原因になることもあります。骨盤を整えることで体全体のバランスが良くなります。
• 温熱療法
  温かいパックや機器を使って冷えた部分を直接温めることで、冷え性の症状を改善します。

ひつじ整骨院では、お一人お一人の体の状態に合わせた施術を行っていますので、冷えが気になる方はぜひご相談ください。

まとめ

冷え性は放っておくと健康全般に影響を及ぼす可能性があります。

食事、運動、入浴といった日常生活の中でできることから少しずつ取り入れてみましょう。

それでも冷えが解消されない場合は、整骨院でのケアも一つの選択肢です。

この冬は冷えに負けない体づくりをして、元気に過ごしていきましょう！